成人のトレーニングについて
2007 年夏より、19歳以上の方、40歳代の方のワーキングメモリートレーニングを実施してきました。トレーニング結果は、スウェーデン、米国ともに、18歳以 下の方のトレーニングと同様な、80%以上の修了者において、注意あるいは多動における明らかな改善効果というデータが得られています。(臨床データにつ いてご希望の方はお申し付け下さい。)
本 年4月より正式スタートした成人むけトレーニングは、ご本人とコーチの二人が基本となってトレーニングを行います。トレーニングの準備や、行動面の評価な ど、そして動機を維持・向上させるのも、そもそもトレーニングを始める意思決定を行うのも基本的にご本人です。もちろん、ご家族やパートナーの支援は大歓 迎です。もうひとつの新たな点は、ソフトウェアが成人むけのクリーンなデザインのCogmedQMとなったことです。
下記の最終レポートの典型例は、本年4月以前のため、子どものトレーニングと同様に、ご家族にトレーニングの支援をしていただきながら、コーチングを行っています。
家族が評価した行動面の変化
事前
事後
変化
効果
なし
やや改善
改善
大幅な改善
不注意
12
5
-7
○
多動性・衝動性
3
1
-2
○
保護者の方にご記入いただきましたトレーニング前・後のアセスメントの結果によると、Eさんの不注意の症状は、大幅に改善していることが示されました。多動・衝動性の症状はもともとそれほど大きな問題ではなかったものの、やや改善していることが示されています。
まとめセッションで聞かれた感想
トレーニングを終えて、Eさんの感想としては、「大変だったが、トレーニングをやってよかった」「これまで出来なかったことが出来るようになり、そのことが自信になった」「講義などに集中できるようになった」と言っています。
お母さんはトレーニングを息子さんにとって「話しかけたときに反応が早くなったかもしれない」「会話の際に、お互いに意思の疎通がスムーズになった」といったコメントをいただきました。
Eさんに見られた主な効果は、
- 集中力の向上と、自信。
- 講義などに、以前よりも集中できるようになった
- 会話がスムーズになった
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