Eさん 男性 大学生


  成人のトレーニングについて

2007 年夏より、19歳以上の方、40歳代の方のワーキングメモリートレーニングを実施してきました。トレーニング結果は、スウェーデン、米国ともに、18歳以 下の方のトレーニングと同様な、80%以上の修了者において、注意あるいは多動における明らかな改善効果というデータが得られています。(臨床データにつ いてご希望の方はお申し付け下さい。)

成人むけトレーニングは、ご本人とコーチの二人が基本となってトレーニングを行います。トレーニングの準備や、行動面の評価など、そして動機を維持・向上させるのも、そもそもトレーニングを始める意思決定を行うのも基本的にご本人です。もちろん、ご家族やパートナーの支援は大歓迎です。

こちらのケースも、子どものトレーニングと同様に、ご家族にトレーニングの支援をしていただきながら、コーチングを行っています。

家族が評価した行動面の変化


事前事後変化効果





なしやや改善改善大幅な改善
不注意12-7


多動性・衝動性-2




保護者の方にご記入いただきましたトレーニング前・後のアセスメントの結果によると、Eさんの不注意の症状は、大幅に改善していることが示されました。多動・衝動性の症状はもともとそれほど大きな問題ではなかったものの、やや改善していることが示されています。

まとめセッションで聞かれた感想

トレーニングを終えて、Eさんの感想としては、「大変だったが、トレーニングをやってよかった」「これまで出来なかったことが出来るようになり、そのことが自信になった」「講義などに集中できるようになった」と言っています。

お母さんはトレーニングを息子さんにとって「話しかけたときに反応が早くなったかもしれない」「会話の際に、お互いに意思の疎通がスムーズになった」といったコメントをいただきました。


E
さんに見られた主な効果は、

  • 集中力の向上と、自信。
  • 講義などに、以前よりも集中できるようになった
  • 会話がスムーズになった