成人のためのトレーニング


成人・おとなのワーキングメモリーも、子どもや青年と同様に、トレーニングによる改善効果があります。(コグメド社実績データ)

おとなの脳も変化します。

クリングバーグのグループは2004年にNature Neuroscienceに発表された論文の研究において、初めて成人の大脳皮質のワーキングメモリーと関連する部位における可塑性(変化し、その状態を 保つ性質)を明らかにしました(Olesen P, Westerberg H, Klingberg T (2004), Increased prefrontal and parietal brain activity after training of working memory. Nature Neurosci 7:75-79)。成人も環境やトレーニングによって脳のネットワークが変化することを脳科学の知見として示した初めての研究といえます。
 
ワー キングメモリーは一般知性(知能の中核)、流動性知性と強い相関があり、また、注意、気が散ったり、落ち着かないことを抑制すること、手順を頭に入れて作 業を進めていくこと、計画性、論理数学的思考、読解、文脈や相手の立場を頭に入れたコミュニケーションなどに不可欠な認知機能です。

おとなの注意

米国、スウェーデンおよび日本においてトレーニングを行う方々の2割は成人の方で、ワーキングメモリーといった認知機能だけでなく、行動面、生活面での改善を、 80%以上のケースで得られています。子どものトレーニングと同等の値です。さらに、昨年秋以降、主に米国と日本で成人の方のトレーニングが急増しています。

脳の若返り

ま た、発達心理学において老化とは、全ての人に共 通的な加齢による流動性知性の低下といえます。約30歳をピークとして、緩やかに低下し、60歳以上では子どもと同じくらいのレベルになります。流動性知 性は初めて直面する問題を解決する能力、これに対して結晶性知性は経験や学習により得た戦略、記憶、パターンによる問題解決能力といえますが、歳を重ねる に従って後者に依存してトータルとしては人によりますが、50-60歳まで賢くなり続けるといわれています。 流動性知性とワーキングメモリーの関係は多くの研究で、非常に相関が高いことがわかっていました。2008年4月のCNS(Cognitive Neuroscience Society米国脳神経心理学会)や2007年7月のIBRO(International Brain Research Organization国際脳研究機構)において、ワーキングメモリートレーニングにより、65歳のトレーニング群の流動性知性およびその他の認知機能や、認知機能から見た日常生活行動が約30歳分(約35歳 のレベル)若返ることを発表しました。 50 歳を過ぎてからも人生初めての問題を解いていく必要のある機会が多い変化の激しい現代に生きる壮年は経験や戦略にばかりは頼れないかもしれません。定年後 大学や大学院などで勉強される方も増えています。 米国でもベビーブーマーの増加にともない脳フィットネス、脳トレーニングの社会的な有効性が連邦議会でも議論され、広がりを見せています。

認知症との関係

現役時代の仕事などによって、解剖的に脳の老化の度合いが同様でも生活面でしっかりしている方がいることに着目して Cognitive Reserve(認知余裕量)という概念が研究されています。まだワーキングメモリートレーニングによって認知症を先延ばしできるという論文は出ていませ ん。認知余裕量のモデルを信じるのであれば、ワーキングメモリートレーニングで認知余裕量を伸ばすことが出来るということはいえるので、流動性知性の改善に加えて、認知症の先延ばしを申し上げられる研究成果が今後現れるかもしれません。

脳梗塞や脳溢血のリハビリ

カロリンスカ大学病院では、脳梗塞によって認知機能が低下がみられる患者の方に、認知機能の改善のためにワーキング メモリートレーニングが使用されています。(Westerberg H, Jacobaeus H, Hirvikoski T, Clevberger P, Ostensson ML, Bartfai A, Klingbergworking memorystroke - a pilot study. Brain Injury, 21(1): 21-29., Westerberg H, Jacobaeus H, Hirvikoski T, Clevberger P, Ostensson J, Bartfai A, Forssberg H, Klingberg T (2003), Computerized working memory training - a method of cognitive rehabilitation after stroke.)

仕事の能力を伸ばし、若々しい頭脳にする



トレーニング・プログラムの内容

コーチングメソッド

スウェーデンや米国で行われているトレーニングとコーチングのメソッドを、さらに先進的に進めたコーチングを行っています。

たとえば、多忙な成人の方がトレーニングを完了できるためには、スケジューリングが大変重要になります。コーチはトレーニング計画作りのお手伝いもします。

CogmedQMソフト

すっきりとクリーンなデザインで、毎日のトレーニングを提供します。

毎日のメインメニュー

エクササイズ ”数唱”

エクササイズ ”ひねり”